管理費の平均はいくらなの?国土交通省の調査結果から
マンションを購入すると、管理費を支払う必要があります。管理費の平均相場はいくらなのでしょうか。管理費の金額が多すぎても少なすぎても問題のあるマンションの可能性があります。適切な金額の管理費を把握することが失敗のないマンション選びにつながります。
■ 目次 ■
管理費の平均相場は?
2019年4月に発表された国土交通省のマンション総合調査(平成30年度)によると、駐車場使用料等からの充当額を除く月/戸当たりの管理費の額の平均は10,862円となっています。
駐車場使用料等からの充当額を含む月/戸当たりの管理費の総額の平均は15,956円です。
駐車場使用料も管理費として充当するのか/充当しないかにもよりますが、およそ10,000円から15,000円が管理費の平均相場となっています。
現在、マンションにお住まいの方は、上記の平均相場から外れていないのかどうかチェックすると良いのではないでしょうか。
平均相場よりも、極端に低かったり高かったりする場合は、どこかに問題を抱えているあるいは将来問題を抱える可能性が高いということになります。
平均相場より低い管理費は?
マンションを探す場合、管理費の金額が安いことは魅力的です。しかし、マンションの販売戦略上、安く設定している可能性がありますので注意が必要です。
分譲当初は、安い管理費で運営が可能であったとしても、そのうちに管理費の値上げが行われる可能性が高いです。
安い管理費は、それなりのサービスしか受けることができませんから、平均的なマンションライフをおくるためには、10,000円から15,000円という平均相場の管理費が必要となるでしょうね。
平均相場より高い管理費は?
また、平均相場よりも高い管理費を設定しているマンションの場合は、サービスを見直す必要があります。
過剰なサービス、不要なサービスまでマンション管理に組み入れてはいないでしょうか。階数毎にゴミ収集場があれば、1階までは管理人が持って行ってくれるので便利です。
ですが、1回へ運ぶためのコスト(人件費)が管理費に加えられています。各部屋がゴミステーションへ持っていけば省ける管理費となります。
管理人が複数いるのは理想ですが、管理人の数だけコストは必要となります。夜間帯は不要にするだけでもコスト削減につながるのではないでしょうか。
おわりに
管理費の金額と言っても、マンションの規模や階数などによって、違ってきます。平均相場は、10,000円から15,000円ですが、どのような管理を行うかで違います。
必要なサービスをきちんと受けることのできる平均的な金額だと言うことですので、目安にして頂ければ幸いです。
管理費の平均はいくらなの?国土交通省の調査結果から
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